北韓の平壌(ピョンヤン)で12日に開幕した重量挙げアジアクラブ対抗選手権で、韓国の選手団が南北分断後初めて北韓で韓国の国旗、太極旗を掲げて入場しました。
大韓重量上げ連盟が明らかにしたところによりますと、12日、北韓の平壌市内で開幕した重量挙げアジアクラブ対抗選手権の開会式で、韓国の選手団は韓国の国旗、太極旗を掲げて15番目に入場したということです。
これまで北韓で行われた国際的なスポーツ大会で、韓国の選手団は、北韓の反発で、国旗の太極旗の代わりに韓半島の地図が書かれた「韓半島旗」を使用し、国の名称も大韓民国の代わりに「大韓オリンピック委員会」としていましたが、今回の大会で北韓は、韓国選手団の安全を保証するとともに、
韓国の国旗、太極旗の掲揚と、韓国国歌の演奏を初めて認めました。
一方、北韓の朝鮮中央テレビは13日、この大会の開会式の模様を録画放送しましたが、太極旗が登場する場面は一切放送していません。