南北の軍事境界線となっている臨津江（イムジンガン）で、韓国軍は16日午後、泳いで北韓側に渡ろうとした男性１人を射殺し、身元の確認などを急いでいます。
16日午後2時20分過ぎ、 京畿道坡州市（キョンギド・パジュシ）の軍事境界線の展望台「臨津閣（イムジンガク）」近くの臨津江で、軍事境界線を泳いで越えて北韓に渡ろうとしていた男1人を発見しました。
このため、韓国軍兵士は南側に戻るよう命じましたが、この男は応じずに臨津江に飛び込んだため、韓国軍兵士は射殺したということです。
射殺した男は40代と見られ、軍当局は身元の確認を急ぐとともに、なぜ北韓に渡ろうとしたのかなどについて調べています。