ほぼ5か月ぶりに操業が再開された南北の経済協力事業の象徴、開城(ケソン)工業団地は、旧盆「秋夕」連休初日の18日も、ほとんどの工場が操業を続けています。
4月から操業を停止していた開城工業団地は16日、南北の合意によって、進出している韓国企業123社のうち、半数あまりの工場が166日、ほぼ5か月ぶりに操業を再開しています。
残りの企業も順次稼動を始めることになっていて、各企業は、操業が停止していた5か月間の損害を少しでも早く補おうと、秋夕連休の初日の18日も操業を続け、秋夕当日の19日一日だけを休みとし、週末土日も操業を続ける計画で、北韓の労働者も19日以外すべて出勤するということです。
現在、開城工場団地には韓国側の関係者400人がいて、開城工団管理委員会では、19日の朝、ことし収穫された穀物などで作った料理を先祖に供える合同の「秋夕茶礼」を行なうことにしています。