景気低迷の影響を受けて、韓国に滞在する外国人の数が14年ぶりに減少しました。
これは統計庁と金融投資業界が20日明らかにしたものです。
それによりますと、去年の末現在で、韓国に滞在する外国人の数は93万2983人で、前の年より5%減りました。
韓国滞在の外国人が減少したのは1998年以来14年ぶりです。
地域別ではソウルに滞在する外国人がもっとも多い11.5%減って、24万8000人あまりで、次いで仁川(インチョン)、忠清(チュンチョン)南道などの順でした。
一方、済州(チェジュ)特別自治道は、2010年から不動産投資移民制を取り入れてから外国人の数が22.6%も増えました。
金融投資業界の関係者は、「去年は国内の景気が底をついて外国人の雇用が減った結果だ」と分析しています。