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韓半島

ロシア・北韓間の貨物鉄道 22日に開通

Write: 2013-09-23 14:36:46Update: 2013-09-24 11:00:47

ロシア極東と北韓北東部の羅津港を結ぶ貨物鉄道が22日に開通し、記念式典が行なわれました。
開通したのは、ロシア極東のハサンと北韓北東部にある羅先経済特区の羅津港を結ぶ54キロの区間で、ロシアが主導して改修工事を進めていたものです。
北韓の羅津で22日に行われた開通記念式典では、ロシア鉄道のヤクーニン社長があいさつし、「今後、韓半島縦断鉄道が完成すれば、シベリア横断鉄道と連結して、北東アジアとヨーロッパを結ぶ最短の鉄道ルートになるだろう」と述べ、将来に対する期待感を示しました。
韓半島縦断鉄道が完成してシベリア横断鉄道と連結される場合、いろいろな経済効果が期待され、韓国からヨーロッパへの貨物運送は、現在の船舶から鉄道に切り替えれば運送費が30%程度節減できるほか、運送にかかる日数も10日程度短縮できるといわれています。
また、北韓は年間1億5000万ドル、ロシアは年間30億ドルの鉄道通過運賃収入に加えて、外国企業による投資も期待されています。
韓半島縦断鉄道については、韓半島や北韓の現状から、完成するまでにはまだかなりの時間がかかるものとみられます。

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