今月24日から各国代表による演説が始まった国連総会で、北韓の朴吉淵(パク・キルヨン)外務次官が演説するとの見方が強まり、核開発問題などでどのような発言をするかに関心が寄せられています。
外交消息筋によりますと、北韓の朴吉淵(パク・キルヨン)外務次官による国連総会での演説は、各国代表の演説最終日となる来月1日になる見通しだということです。
演説の内容については今のところ明らかになっていませんが、6か国協議の再開や核開発について、北韓の立場を表明するのではないかとみられ、関心が寄せられています。
また、国連安全保障理事会の武器禁輸決議に違反したとして、パナマで拿捕されたまま抑留中の北韓の貨物船問題や、在韓米軍の撤収などについても言及する可能性があるとされています。
国連総会での韓国の演説は、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が27日に行なう予定です。