韓国の65歳以上の高齢者人口が今年600万人を超え、総人口に占める割合は12%あまりで「高齢化社会」となっていて、4年後の2017年には14%を超えて「高齢社会」になる見通しです。
これは、統計庁が、10月2日の「老人の日」に合わせて発表したもので、韓国の65歳以上の高齢者人口は、およそ613万8000人で、ことし初めて600万人を超えました。
また、高齢者人口が総人口に占める割合は12%あまりで、7%から14%の「高齢化社会」の段階ですが、4年後の2017年には14%を超える「高齢社会」に入る見通しです。
韓国の高齢者人口の割合は、2000年に7%を超えて「高齢化社会」に入り、その後も高齢化が急速に進み、わずか17年で「高齢社会」を迎えることになり、このまま人口の高齢化が進むと2050年には3人に1人が65歳以上の高齢者になると予想されています。
さらに、高齢者人口を労働力人口で割った高齢者扶養率は、ことし16.7%で、労働力人口6人が1人の高齢者を支えていますが、2050年には70%を超え、労働力人口1.4人で1人の高齢者を支えることになりそうです。