先月24日から行なわれている国連総会の一般討論で、北韓の朴吉淵(パク・キルヨン)外務次官が現地時間で1日に演説し、アメリカと韓国について、「依然として敵対を続けている」と指摘して非難しました。
このなかで、朴吉淵次官は、「アメリカは韓半島で緊張を高める敵対政策を続けている。また、北東アジアで軍事力を増強しているが、その最初の攻撃目標は北韓だ」と述べ、非難しました。
また、1日の国軍の日に、韓国が射程300キロの弾道ミサイル「玄武2」や射程1500キロの巡航ミサイル「玄武3」のほか、イスラエル製の精密誘導ミサイル「スパイク」などを公開したことについて、「北韓は南北関係を改善するための努力をしているが、韓国は依然として敵対行為を続けている」と非難しています。
さらに、核問題に関連して、朴吉淵次官は、「長距離ロケットの発射に対する、北韓への制裁措置は不当だ」と指摘し、「核軍縮に関する協議を速やかに始めるべきだ」と主張しました。