ソウルに住む20代から30代の若年層は、自分の暮らし方を個人主義的と答えた人が70%を超える一方、3人に1人が進路について悩みを感じていることがわかりました。
これは、ソウル市の女性家族財団が今年6月から7月にかけて、ソウル市の20代から30代の男女1000人あまりを対象に行ったアンケートによるものです。
それによりますと、自らの暮らし方について、およそ70%の人が「個人主義的な性向が強い」と答えたほか、「所得以上に消費額が多い」や「政治問題に関心が高い」と答えた人がそれぞれ60%近くにのぼり、活動的であることをうかがわせています。
一方、悩みについては、「進路の決定」と答えた人が35%と最も多く、次いで「所得や生計」の31%、「結婚」の21%などとなっています。
この調査結果について、女性家族財団の関係者は、若年層が現実的な悩みを抱えながらも、その考え方や行動は前向きなことが伺えると話しています。