外国に在住する韓国人、在外韓国人が減少に転じたことがわかりました。
外交部が発表した「2013年在外韓国人現況」によりますと、2012年末時点で、外国に在住する韓国人、在外韓国人は701万2500人で、1年前より2.2%ほど減っています。
国別に見ますと、カナダ在住の韓国人が20万6000人で1年前より11%と最も大きく減り、次いでヨーロッパは6.2%、中国は4.9%近く減っています。
これに対して、中東地域に在住する韓国人は1万6300人で54%近くと最も大きく増えました。
在外韓国人数を地域別に見ますと、中国や日本など北東アジア地域が合わせて361万人と最も多く、次いでアメリカやカナダなど北米地域が229万7000人、ヨーロッパが61万6000人の順でした。
全体の在外韓国人のうち63%、ほぼ3人に2人は在住する国の市民権を持っているということです。
中東地域の在外韓国人数が大きく増えたのは、短期ビザで出入国を繰り返して事実上長期滞在している人を新たに統計に含めたためとみられます。