6か国協議の合意によって北韓が閉鎖した原子炉について、韓国の情報機関、国家情報院の院長は、北韓がことし8月から再稼動させているとの見方を示したことがわかりました。
これは、非公開で行なわれた国会の情報委員会に出席した与野党の複数の委員が8日に明らかにしたものです。
それによりますと、情報委員会に出席した国家情報院の南在俊(ナム・ジェジュン)院長は、核兵器転用可能な高濃縮ウランを製造するため、ことし8月から寧辺(ヨンビョン)にある原子炉を再稼働したことを確認したと述べたということです。
また、北韓北西部の東倉里(トンチャンリ)にあるミサイル発射場では、長距離ミサイル用とみられるロケットエンジンの燃焼実験を行ったことも確認しているということです。
さらに、委員会では、国家情報院によって、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「3年以内に武力統一する」と随時公言していることが報告され、北韓に対する警戒を強める必要性を訴えたものとみられます。