10月9日は、韓国固有の文字、ハングルの公布を記念する「ハングルの日」です。 再び今年から公休日に指定され、各地で記念の行事が行われました。
ハングルの日は、朝鮮王朝時代の1446年に世宗大王が韓国固有の文字を公布した日で、 567回目の記念日となった今年も各地で記念行事が行なわれました。
このうち、ソウルの世宗文化会館で行なわれた記念式典には、市民らおよそ3000人が参加し、あいさつに立った鄭烘原(チョン・ホンウォン)国務総理は「世界各国で韓国語を学ぶ人が増えている中、韓国の若者の間では、外来語や俗語が不必要に使われ、韓国語を破壊している」と指摘し、「正しい韓国語を使うことで文化隆盛の土台にしよう」と訴えました。
ハングルの日は独立運動を記念する三一節、憲法制定を記念する制憲節、独立を記念する光復節、建国記念日の開天節とともに、国民がこぞって祝う日ですが、今年から再び公休日に指定されました。