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韓半島

北韓抑留中の韓国系アメリカ人 母親が面会

Write: 2013-10-11 14:42:47Update: 2013-10-11 18:02:08

北韓抑留中の韓国系アメリカ人 母親が面会

観光目的で去年北韓入りして拘束され、15年の労働教化刑を言い渡された韓国系アメリカ人男性、ケネス・ペ氏(45)の母親ミョンヒさん(68)が10日平壌入りし、11日午前、入院先の病院で息子と面会しました。
これは、日本の共同通信の報道を引用するかたちで、KBSを含む韓国のメディアが伝えたものです。
それによりますと、ミョンヒさんは、5日間北韓に滞在する予定で10日平壌入りし、11日午前、息子のケネス・ペ氏が入院している病院を訪ねて面会したもので、ケネス・ぺ氏の健康状態にとくに問題はないと見受けられたと話しているということです。
ミョンヒさんは5日間の平壌滞在中、さらに数回、面会するものとみられます。
在日本朝鮮人総連合会の機関紙、朝鮮新報によりますと、ミョンヒさんは、10日午後5時頃、平壌に到着し、朝鮮新報の記者に対して、「自分で訪朝を申請した。幸いなことに、アメリカ政府が許可してくれた」と話していたということです。
ケネス・ペ氏は、去年11月、観光目的で訪れた北韓北東部の羅先(ラソン)市で、飢えに苦しむ北韓の孤児たちを撮影した容疑で北韓当局に拘束され、ことし4月、北韓の最高裁判所で15年の労働教化刑を言い渡されて服役していましたが、健康状態が悪化し、8月から病院で治療を受けています。
ケネス・ペ氏とミョンヒさんの面会について、北韓専門家は、「アメリカ政府の関心を引き、対話の糸口にしたいとの思惑があるものとみられる。北韓は、挑発ではなく、対話を図る姿勢を維持しているようだ」と分析しています。

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