メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓収容所 化学兵器で人体実験か

Write: 2013-10-12 12:04:19Update: 2013-10-12 19:46:08

北韓収容所 化学兵器で人体実験か

北韓が製造する化学兵器に懸念が強まるなか、北韓の政治犯収容所では、低いレベルの化学兵器を用いた人体実験が行なわれているとする論文が公表されました。
この論文は、北韓軍事問題専門家のジョゼフ・ボミョデス氏が11日、脱北者の証言をもとに、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の北韓分析サイト「38ノース」に掲載したものです。
それによりますと、北韓は、収容所の政治犯を対象に、時々化学兵器を用いた人体実験を行っているということで、元北韓軍の保安担当職員だった脱北者のクォン・ヒョク氏は、健康な政治犯をガラス張りのガス室に閉じ込めたあと、毒ガスを注入したことがあると証言しているということです。
また、特殊部隊出身のイム・ヨンチュン氏も、韓半島西の西海の島で、同じような実験が実施されたと証言しているということです。
ジョゼフ・ボミョデス氏によりますと、北韓は10あまりの施設で化学兵器を生産していて、通常は年間4500トン、戦時の際は年間1万2000トンの化学兵器を生産できる能力があるとしています。
さらに、ジョゼフ・ボミョデス氏は、北韓が1990年代以後、エジプトやイラン、リビア、シリアに化学兵器やその関連技術を提供しているほか、去年末には、イランと北韓の専門家がシリアの化学兵器開発を支援しているとのシリア軍将校の証言も得ていると話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >