1953年7月に休戦協定が締結されてから、北韓に拉致され抑留されている韓国人は、あわせて516人にのぼることがわかりました。
韓国の統一部が14日、国会の外交統一委員会に提出した資料によりますと、1953年7月の休戦協定の締結以降、北韓に拉致された韓国人は合わせて3835人にのぼり、これまでに3319人が韓国へ送還されました。
しかし、今も516人が北韓に抑留されたままで、このうち、457人は操業中に海上で北韓に拉致された漁業関係者だということです。
統一部では、拉致被害者問題の解決は国の基本的な責務の一つだとして、問題を根本的に解決するため持続的に北韓と協議していくとしています。