今月31日に開催することで合意していた開城工業団地の合同投資説明会は、団地の通行・通信・通関についての協議が遅れていることなどから、開催が先送りされることになりました。
これは、政府関係者が14日明らかにしたものです。
それによりますと、韓国政府としては、団地の通行・通信・通関のいわゆる「3通問題」などについて、北韓との協議が遅れていて、外国企業の印象を考慮し、南北間で合意した合同の投資説明会の本来の趣旨を生かすのは難しいと判断したということです。
これについて、韓国政府は投資説明会を先送りするとの方針をすでに北韓側に伝え、北韓側からも、「今の状況で投資説明会を開催するのは適切ではない」との回答があったということで、政府としては、今後の状況を見極めたうえで、説明会の日程について北韓側と再協議したいとしています。