大陸からの冷たい空気に覆われた韓国では、17日朝、各地ともいっきに冷え込み、東部内陸部の鉄原(チョルウォン)では平年より1日早く初氷を観測したほか、中部や南部の一部で初霜を記録しました。
気象庁によりますと、韓国の上空には大陸から冷たい空気が流れ込み、17日朝は良く晴れて地表の熱が奪われる放射冷却が進み、気温が0度近くまで下がったところが多く、この秋一番の冷え込みとなりました。
このうち、東部の江原道(カンウォンド)内陸部の休戦ラインに近い鉄原では、氷点下1度4分まで下がって、初氷を観測しました。これは平年より1日早く、去年より5日遅くなっています。
このほか、東部の山間部では、軒並み氷点下までさがったほか、中部や南部の一部の地域では、平年よりも1週間早く、また去年より16日早く初霜を記録しました。
気象庁によりますと、19日までは全国的に朝の気温が10度を下回り、朝晩と日中との気温差も大きくなると予想しています。