北韓が寧辺(ヨンビョン)の核施設を再稼動させたとみられることなどから、韓国の金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長が近くアメリカを訪れ、韓米戦略対話で協議することになりました。
これは、韓国政府の関係者が18日、明らかにしたものです。
それによりますと、金章洙国家安保室長は現在、アメリカ当局と訪問日程を調整していて、今週末には最終的な日程が固まるということです。
今回の訪問で、金室長は、ライス 国家安全保障担当大統領補佐官をはじめ、アメリカの外交・安保担当の高官と会談し、核をめぐる北韓の最近の動きについて、重点的に協議するものとみられます。
また、韓米の防衛費の分担率をはじめ、韓米原子力協定の改定、アメリカのミサイル防衛体制の問題などについても意見を交わす見通しです。
金室長は来月には、韓中首脳会談で合意した韓中戦略対話を行うことになっています。