韓日の歴史問題を乗り越え、新たな時代を切り開こうと、韓日の市民団体が始めた「ピース＆グリーンボート」が、19日、釜山から出航します。
この「ピース＆グリーンボート」は、韓国の市民団体「環境財団」と日本の市民団体「ピースボート」が、平和で持続可能なアジアの未来を作ろうと共同で始めた航海プログラムです。
「ピース＆グリーンボート」は、19日に釜山国際クルーズターミナルを出航し、9泊10日の日程で、台湾の基隆（キールン）、中国の上海、日本の博多を経て、28日に再び釜山に戻るコースで、日韓両国から1000人あまりの市民が参加することになっています。
航海中、船上では、韓中日と東アジアの共存を考える討論会やセミナーが開かれ、日本では、長崎の平和公園に訪れることになっています。
韓国側の関係者は、「近くて遠い国と呼ばれる韓日の人々が同行することで、特別な思い出になるだろう」と話しています。