ソウル市内では、1人で生活する「単独世帯」が年々増え続け、2010年には85万世帯と30年間に10倍以上になっていることがわかり、家族構成が大きく様変わりしていることをうかがわせています。
ソウル市が22日に公表した統計によりますと、世帯人員が一人の単独世帯は、2010年で85万世帯となっているほか、夫婦のみの二人世帯は42万世帯となっています。
これを1980年と比べますと、単独世帯では30年間で10.6倍に増えたほか、二人世帯でも4.2倍に増え、ソウル市全体の350万世帯のうち127万世帯、ほぼ3世帯に1世帯までが単独または二人世帯となっています。
また、父親または母親と子どもだけのひとり親世帯は、1995年には24万世帯で全体の8%でしたが、2010年には35万世帯に増え、全体の10%を占めています。