韓国の医療をリードするソウル大学病院では、賃金の引き上げを求める労働組合が23日午前5時からストライキに突入し、事務手続きの一部に影響が出ています。
ソウル大学病院では、賃金の引き上げや医療体制の強化などを巡って、6月から労使交渉を続けてきましたが、双方の隔たりを埋めることができず、組合側は23日朝からストライキに入りました。
ストライキに参加するのは全体の30%に当たる400人余りで、救急室や集中治療室に勤務する組合員は参加せず、診療に大きな支障はないものの、受付や診療の待ち時間などで一部影響がでるものとみられています。
ソウル大学病院の労組がストライキに入るのは6年ぶりです。