陸・海・空軍などの合同作戦遂行能力を向上させようと、韓国の「護国=国を守る訓練」が24日から来月1日までの日程で始まります。
この護国訓練は、1996年から毎年、年度の後半に実施する訓練で、陸・海・空軍、海兵隊のほか、警察や民間も加わって、有事の際の合同作戦遂行能力の向上を目的としています。
今年の訓練について、合同参謀本部は、23日、「北韓による局地的な挑発と全面戦を想定して、陸海空軍の合同作戦遂行能力をさらに向上させることを重点に、例年よりも規模が大きくなった」と説明しています。
今年の訓練は、一部、韓米連合のかたちで行われ、延べ24万人が参加することになっていて、訓練期間中、空軍の戦闘機が700回余りにわたって参加するほか、海軍の艦艇60隻も加わることになっています。