北韓は、今後とも実用衛星の打ち上げを継続する方針であることがわかりました。
これは朝鮮中央通信が、28日、伝えたものです。
それによりますと、23日に開かれた国連総会第4委員会での「宇宙の平和的利用と国際協力」をテーマにした討論会で、北韓の代表が演説し、北韓としては、人民の生活水準を向上させることを目指して、今後とも実用衛星の打ち上げを継続するとの立場を明らかにしたということです。
また、この代表は、宇宙の平和的利用について触れ、国際法で認められた正当な権利であるとして、国連の北韓に対する制裁決議を批判するとともに、アメリカは友好国による衛星打ち上げは黙認する一方で、気に入らない国による衛星の打ち上げには平和目的でも反対すると非難したということです。