北韓では、軍事物資を輸送する列車や軍需工場で相次いで火災や爆発が発生していることがわかり、その原因に関心が高まっています。
これは、北韓消息筋が28日に明らかにしたもので、今月初め、北韓と中国の国境のある両江道(ヤンガンド)で、軍事物資を輸送していた列車の車両から火災が発生し、相当な規模の被害が出たということです。
また、先月にも国境付近の平安北道(ピョンアンブクド)の軍需工場で、火災をともなった爆発事故が起きているということです。
これについて、韓国政府の当局者は、「北韓では輸送インフラが老朽化していることから、単純な不注意による事故の可能性もある」としながらも、反発勢力によるテロの可能性なども含めて、その原因に関心が集まっています。