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社会

中国からスモッグ 仁川などでPM10の濃度上昇

Write: 2013-11-02 14:50:35Update: 2013-11-02 14:52:46

中国からスモッグ 仁川などでPM10の濃度上昇

ソウルなど首都圏では、中国から西風に乗って運ばれてきたものとみられる大気中の粗大粒子状物質=PM10の濃度が、2日早朝から高くなっており、健康への影響が懸念されています。
韓国環境公団によりますと、2日午前10時現在、ソウル西隣りの仁川(インチョン)と、南方にある
水原(スウォン)では、スモッグがひどくなっていて、大気中の粗大粒子状物質=PM10の濃度が、
1立方メートルあたり平均81~120マイクログラムに達して普段の2倍から3倍も高くなっています。
PM10は、呼吸器や心臓血管系の疾患を引き起こすとされており、この中に含まれている粒子の大きさが2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質=PM2.5は、気道で捕捉されずに肺まで到達するため危険性がより高いとされています。このため環境公団では、スモッグの中での運動をひかえるよう注意を呼びかけています。
2日、韓国西海岸には弱い西風が吹いており、中国で発生した濃いスモッグが西風で韓国に運ばれてきたものとみられています。
中国気象局によりますと、中国全国では、ことしは10月までの時点で、一か月平均で4.7日もスモッグが発生しており、これは例年の2倍で、1961年に観測を始めて以来もっとも多いということです。

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