禁煙運動が広がりをみせる韓国では、タクシーやバスに乗客がいない場合でも、運転手は喫煙することができなくなります。
これは、国土交通部が4日、旅客運送に関する法律を近く改正して、タクシーやバスの運転手の喫煙については、乗客がいるいないにかかわらず、全面的に禁止することにしたものです。
法律が改正されますと、運転手が車内でタバコを吸った場合、罰金10万ウォン、およそ9万3000円が科せられます。
法律の改正について、国土交通部では、車内における運転手の喫煙で、乗客が悪臭や間接喫煙の被害を受ける恐れがあり、全面的な禁煙にすることにしたということです。