ヨーロッパを訪問中の朴槿恵大統領は、韓半島の平和と南北関係の改善のために必要なら、金正恩第1書記に会う用意があるとの考えを示しました。
これは、朴槿恵大統領が2日、フランスのフィガロとのインタビューの中で、北韓の金正恩第1書記に会う用意があるかとの質問に対して答えたものです。
この中で、朴大統領は、「北韓はたびたび約束を破っていて信頼できない。首脳会談を行うなら真実性が何よりも重要な前提だ」と強調しました。
朴槿恵大統領は、今年5月のワシントンポストのとインタビューで、南北首脳会談について触れ、「どれだけ効果があるか疑問だ」と述べて否定的な考えを示していて、今回の発言が対北韓政策の変化を意味するものなのかに関心が寄せられています。
朴槿恵大統領のこの発言について、大統領府青瓦台の関係者は、「原則的な立場に言及したもので、特別な動きがあるわけではない」としています。