操業が再開された開城工業団地の運営について話し合う南北共同委員会は、南北双方の主張の食い違いから、9月末から中断している協議について、北韓が韓国の要請を受け入れるかたちで、来週に3つの分科会を開いて協議を再開することになりました。
統一部によりますと、北韓は、7日、中断している南北共同委員会の協議について、投資保護の管理運営、国際競争力、出入滞在に関する3つの分科会に限って、13日と14日に開催したいとの意向を伝えてきたということです。
しかし、開城工業団地の正常化の鍵となる「通行・通信・通関」について話し合う3つの分科会については、開催日程を改めて提案するとして、頑なな姿勢を崩していないということです。
南北共同委員会の分科会については、当初、月1回、開催することで南北が合意していますが、南北関係の立場の隔たりから、9月末以降、協議は中断状態となったままで、韓国が2度にわたって、北韓側に開催を求めていました。