北韓の核開発問題を話し合う6か国協議の韓国の首席代表、趙太庸(チョ・テヨン)平和交渉本部長が、13日と14日の2日間北京を訪れ、議長国である中国の武大偉特別代表と会談し、北韓の核開発の現状や6か国協議再開に向けた条件などについて意見を交わします。
6か国協議の再開をめぐっては、武大偉特別代表が先月末にワシントンを訪れたあと、今月4日から8日まで北韓を訪問していて、今回の会談では、武大偉特別代表の訪朝を踏まえ、再開のための条件などについて、より具体的な話し合いが行なわれるのではないかとみられています。
一方、韓国の趙太庸本部長は今月6日にワシントンを訪れ、アメリカや日本との局長級協議を行っていて、「非核化に向けた具体的行動」が対話再開の前提との立場を再確認しています。