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韓半島

北韓 電力不足解消に小型風力発電機を増産

Write: 2013-11-19 10:38:26Update: 2013-11-19 10:38:26

北韓 電力不足解消に小型風力発電機を増産

慢性的な電力不足に悩む北韓は、風力エネルギーの利用を盛んにするために、毎年1万台以上の小型風力発電機を生産して、各地に設置する方針を明らかにしました。
これは、朝鮮中央通信が18日、伝えたものです。
それによりますと、北韓は西部大安(テアン)と東部金策(キムチェク)の工場を小型風力発電機専用の生産工場に指定し、0.3キロワットから10キロワット級の風力発電機を毎年1万台以上生産することにしたということです。
これらの工場で生産した発電機は、農村や離島、山間部に設置され、作業場や街路灯、通信やテレビの中継所などに電力を供給します。
朝鮮中央通信は、ことし、東海岸や西海岸、それに山間部で多くの家庭が国の電力網に依存せず、風力発電機によって電力を得ることができたと伝えています。
また北韓の当局者は「外国企業とも合弁して、風力発電機の生産工場を現代化することで、国全体の発電量に占める風力発電の割合を10%以上に引き上げる方針だ」と話しています。
北韓は、燃料不足や発電設備の老朽化による慢性的な電力不足を解消するため、ことし「再生可能エネルギー法」を制定し、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの開発と利用を政策として奨励しています。

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