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社会

ソウル市 大気汚染注意報の予備段階を新設

Write: 2013-11-26 11:03:07Update: 2013-11-26 11:03:07

ソウル市 大気汚染注意報の予備段階を新設

肺にまで到達して健康被害が懸念される微小粒子状物質=PM2.5について、ソウル市は、大気汚染注意報の前の段階として「予備段階」を新たに設け、今月29日から実施することになりました。
これは、ソウル市が25日に明らかにしたものです。
それによりますと、ソウル市では、大気中のPM2.5の濃度が1立方メートルあたり60マイクログラムをこえる状態が2時間以上続いた場合、さらに濃度が高くなる恐れがあるとして、大気汚染注意報を発表する前の「予備段階」を新たに設けることにしたものです。
また、予備段階では、大気環境情報のホームページや電光掲示板などで市民に伝え、屋外での活動をなるべく控え、外出先から帰宅した場合にはすぐに顔や手を洗うよう呼びかけることになっています。
この予備段階は、1時間の平均濃度が45マイクログラム以下に下がった場合に解除されます。
微小粒子状物質=PM2.5は、気道で捕捉されずに肺まで到達することから、健康影響が懸念されていて、ソウル市では、これまで、大気中のPM2.5の濃度が1立方メートルあたり85マイクログラムを越える状態が2時間以上続いた場合に大気汚染注意報、120マイクログラムを超える場合には警報を発表していました。

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