ことしに入ってから韓国を訪れた外国人訪問客の数が、10月までに1000万人を超えたことがわかりました。
これは、韓国文化観光研究院が26日に発表したもので、韓国を訪れた外国人はことし1月から10月までに1034万人となり、去年の同じ期間に比べて9%余り増えています。
去年は11月末に1000万人を超え、これで、韓国を訪れる外国人訪問客は2年連続して1000万人を超えました。
訪問客を国別にみますと、中国人がおよそ377万人で、全体の37%を占めて最も多く、次いで日本人が231万人で22%を占めましたが、韓日関係の冷え込みや円安の影響で去年より24%減少しています。
また、中国では10月1日から、旅行会社がツアー客に買い物を強要することなどを禁じた「旅游法」が施行されて以降、中国からの訪問客が減少していて、韓国観光公社では、外国人訪問客の当初目標である1250万人の達成は難しいと見ています。
一方、韓国から海外に出かけた韓国人は10月末までにおよそ1250万人で、去年の同じ期間に比べて9%あまり増えました。