韓国でも人気の観光地として知られる済州（チェジュ）島では、今年に入ってからの訪問客が11月28日時点で、外国人も含め1000万人を超える見通しとなりました。
済州道のまとめによりますと、ことしに入って今月26日までに済州島を訪れた訪問客はおよそ997万2000人あまりで、去年の同じ期間に比べて11%余り増えています。
済州島への訪問客は、一日平均2万人余りであることから、28日には、累積の訪問客数は1000万人を超えるものと見られています。
これは世界的な観光地として知られるのハワイ、インドネシアのバリ島、沖縄などの年間訪問客数を上回っています。
済州島の訪問客は、1966年に初めて10万人を超えたあと、年々増え続け、2005年に500万人を超えたあと、去年は969万人余りとななっていました。
済州道では、このままいけば、年間目標の1050万人を達成できるものとみています。
観光客が増えた背景には、済州島がユネスコの世界自然遺産や、世界7大自然景観に選定されたことで、国際的な認知度が高まったことや、航空、船舶などの交通の便が拡充されたことなどがあげられています。