公務員と政治家がどの程度腐敗しているかを示す「腐敗認識指数」で、韓国の順位は46位で、3年連続して下落しました。
この腐敗認識指数は、国際的非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」が、公務員と政治家の腐敗した度合いについて、177か国を対象に調べ、国別にランキングしたものです。
3日に公表された今年の腐敗認識指数によりますと、韓国の順位は46位となっていて、2011年の43位、2012年の45位からさらに下がって、3年連続の下落となりました。
これについて、トランスペアレンシーの関係者は、前国家情報院長があっせん収賄で起訴されるなど、公務員と政治家の不正が明るみに出たことに関係があると述べ、政府から独立した腐敗防止のための機関を設置する必要があると指摘しています。
最も清潔な国は、ニュージーランドとデンマークが共同で1位、フィンランド、スウェーデン、スイス、オランダなどが上位に入り、アメリカは去年と同じく19位、日本は去年17位から今年は18位、中国は順位が変わらず80位でした。
北韓とアフガニスタン、ソマリアは175位で、共同で最下位になりました。