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韓半島

北韓 張成沢氏の親族の大使を召還 

Write: 2013-12-05 14:46:32Update: 2013-12-05 15:10:16

北韓 張成沢氏の親族の大使を召還 

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父で、後見人とされる張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長の失脚説が伝えられているなか、KBSの取材で、甥のマレーシア駐在大使一家や義理の兄の全英鎮(チョン・ヨンジン)キューバ駐在大使が北韓に召還されたもようです。
北韓の張成沢副委員長については、韓国の国家情報院が3日、側近2人が処刑されたほか、本人も失脚した可能性があるとの見方を示し、統一部は、北韓メディアがこれまでに関連情報を一切伝えていないことから、北韓の動きをさらに見守っていく必要があるとしています。
こうしたなかで、KBSの取材によりますと、張副委員長の甥にあたるマレーシア駐在大使の自宅では、すべての家具が引き上げられて家族との連絡がとれないほか、義理の兄の全英鎮(チョン・ヨンジン)キューバ駐在大使も北韓に戻ったという情報があり、いずれも召還されたもようです。
これに関連して、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官は4日、張成沢と関係があるとされる人物に対する粛清作業が進められているとの見方を示していました。
また、張副委員長が自宅に軟禁されているとの一部メディアの情報について、 柳長官はコメントできないとしながらも、「張成沢がどこにいるか、政府は把握している」と述べ、張副委員長の所在について、具体的な情報を持っていることを示唆しました。
一方、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は4日、国防部で開かれた全軍主要指揮官会議で、「北韓で権力再調整のための作業が進められている」と述べ、北韓体制の不安定性が高まる可能性があるとして、北韓の挑発に備え、韓国軍に徹底して対応する態勢を維持するよう指示しました。

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