WFP=国連世界食糧計画が行なっている北韓への食糧支援事業に、中国が、先月、100万ドルを寄付したことが分かりました。
VOA=アメリカの声放送が7日、伝えたところによりますと、国連世界食糧計画は、中国からの寄付金100万ドルを、北韓住民およそ230万人への食糧支援に当てる計画だということです。
世界食糧計画は、向こう2年間の北韓への食糧支援事業に向けて今年7月から2億ドル規模の募金活動を始めましたが、これまでに寄せられた金額は10%にも満たないということです。
北韓当局による住民への食糧配給量は、 今年9月に 一人当たり1日 310グラムに減っていたのが、10月に入って390グラムへと増えているものの、 WFP=世界食糧計画が目標にしている1日600グラムには、大きく満たない現状です。