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韓半島

統一部 ”北韓は金正恩体制の構築に総力”

Write: 2013-12-10 10:46:07Update: 2013-12-10 15:41:08

統一部 ”北韓は金正恩体制の構築に総力”

2年前に生まれた北韓の金正恩(キム・ジョンウン)体制を振り返って、韓国の統一部は、権力の再編に踏み切り、労働党規約の整備などで3代世襲を制度化するなど、体制の構築に総力を傾けた2年だったとの分析を示しました。
これは、統一部が9日、北韓の金正恩体制の2年間についてまとめた評価報告書で明らかにしたものです。
それによりますと、金正恩第1書記は、父親の金正日国防委員長とは違って、実利的で包容力のある新たなリーダーシップを前面に掲げながらも、公開処刑を行うなど暴力的・威圧的なリーダーシップもともに示しているとしています。
また、朝鮮人民軍の崔竜海(チェ・リョンへ)総政治局長、叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)党書記、金元弘(キム・ウォンホン)国家安全保衛部長らを重要なポストに任命し、軍や労働党、そして政府に自分の腹心を据えることで、権力の強化を図っているとしています。
そして、経済面では、計画経済の大枠を維持しながら、農業と軽工業を中心に一部インセンティブを取り入れたり、開発区の指定を増やしたりしているほか、外国資本の誘致も慎重に模索していると説明しています。
核問題については、北韓は前提条件なしでの対話を求めながらも、「韓半島の核脅威の根本的な解消」を主張するなど、事実上、非核化を拒んでいると分析しています。

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