韓国における今年1月から11月までの酒類販売の伸び率で、ワインが最も高く、次いで、焼酎、ビールだったのに対し、ウィスキーのほか、マッコリなどの伝統酒は落ち込んでいることがわかりました。
酒類の販売で全国一の大型スーパーのまとめによりますと、今年1月から11月までの酒類全体の売り上げは、去年の同じ期間に比べて2%とやや増え、全体に占める割合は、ビールが47%と最も高く、次いでワインの21%、焼酎の17%、ウィスキーの9%、伝統酒の7%となっています。
また、これを伸び率でみますと、最も高かったのはワインが7.7%、次いで焼酎の7%、ビールの3.7%だったのに対し、伝統酒はマイナス9.7%、ウィスキーはマイナス5.5%と去年より落ち込んでいます。
ワインの伸びが目立った背景には、ワインが大衆化して、手ごろな価格で販売され始めたことがあるものと見られています。