兵役を終えて大学に戻った予備軍の軍事訓練について、韓国軍は、今後、大学修学年限の4年が経過した場合には、1年に3日間の軍事訓練を免除しないことになりました。
韓国では、兵役を終えて除隊したあとも、4年間は予備軍として毎年3日の軍事訓練を受けることになっていますが、除隊して大学に復帰した場合には、学習に支障があるとして、3日間の軍事訓練が免除され、大学構内で8時間の軍事教育を受けています。
ところが、最近の就職難などで、大学を休学して就職活動を続ける学生も多く、長期に渡って訓練が免除されるケースが目立つようになっていることから、韓国軍では、これまでの無条件での免除を改め、訓練の免除期間を大学修学年限の4年間だけとすることにしたものです。
予備軍の軍事訓練については、大学に籍を置くことで長期間訓練が免除されるケースが年々増えていて、大学に在籍していない人との間で、公平性に問題があるとの指摘が出ていました。