開城工業団地が本格的に再稼動し、2か月が経過した11月の南北間の貿易額は、1年前の90%程度にまで回復したことがわかりました。
統一部と関税庁のまとめによりますと、11月の南北の貿易額は1億5500万ドル、およそ160億円でした。
これは去年11月当時の87%に相当し、去年1年間の月平均貿易額の94%となっています。
北韓との間の貿易は、4月に開城工業団地の稼動が中止して事実上ストップし、6月には2万ドル程度にまで落ち込んでいましたが、稼動再開に向けて韓国企業が団地に原材料などを持ち込み始めた9月から徐々に回復し、10月には去年の81%まで回復していました。