全体の人口に占める男女の総数は、韓国では男性が多いのに対し、北韓では女性が多いことがわかりました。
これは、韓国統計庁が25日に公表した北韓に関する統計によるものです。
それによりますと、まず、韓国と北韓の人口を男女別にみますと、韓国では男性が2504万人、女性は2496万5000人と、男性が7万5000人ほど多いのに対し、北韓では、男性が1191万2000人、女性が1251万6000人で、女性が60万人ほど多くなっています。
また、女子100人当たりの男性の数を示す男女の性比をみますと、韓国は100.3人、北韓は95.2人でした。
一方、ここ5年間の出生率をみますと、韓国は1.32人なのに対して、北韓は2人となっていて、北韓の出生率が韓国を大きく上回っています。
北韓で女性の割合が高くなっていることについて、 統計庁では、産まれた子どもの男女の割合はほぼ等しいものの、女性の寿命が高いことが要因の一つだと話しています。