2014年の新たな年を迎えるのを前に、希望を込めた四文字熟語として、迷いを転じて悟りを開くという「転迷開悟」が選ばれました。
これは、大学教授らが出版する「教授新聞」が、全国の大学教授600人余りを対象にアンケートを実施して選んだものです。
それによりますと、新年に向けて希望を込めた四文字熟語で最も多かったのが「転迷開悟」で、回答者の28%を占めました。
この「転迷開悟」は、煩悩がもたらす迷いや悩みを捨て、涅槃(ねはん)の悟りを得ることを意味する仏教用語の一つとしてしられています。
この4文字熟語を選んだソウル女子大学のムン・ソンフン授は、「今年一年間社会に横行した、うそと偽りから脱皮し、真実を悟る新しい年を切り開くことを期待する」と話しています。
教授新聞は、2013年の1年を表す4文字熟語として、「時代の風潮に逆らって行うという意味の「倒行逆施(とうこうぎゃくし)」を選定しています。