北韓が海外からの投資誘致に力を入れ始めているなかで、ヨーロッパやアジアの投資家が来月中旬、新たな投資先を求める一環として、北韓を訪問するもようです。
これは、アメリカの自由アジア放送が7日に伝えたものです。
それによりますと、北韓を訪れるのは、イギリス、スペイン、台湾、タイなどの投資家7人で、来月14日から1週間の日程で平壌などを訪れ、新たな投資先を調査するということです。
この訪問は、スペインの民間団体「北韓・スペイン親善協会」が中心となって実現したもので、北韓は、レアアースなど地下資源開発事業や漢方薬剤輸出事業などで、海外からの投資を誘致する意向を示しているということです。
投資家の北韓訪問について、自由アジア放送は、「北韓が中国だけでなくヨーロッパやアジアからの投資誘致にも積極的であることを示している」との見方を示しています。