国際結婚などで韓国の国籍を取得したあと、母国名や地名を加えた新たな姓を作って申請する件数が毎年7000件を上回っていることがわかりました。
日本の最高裁判所にあたる大法院が8日に公表した統計によりますと、去年1月から11月までに、韓国の国籍を取得した人のうち、自らの母国名や地名などを加えた新たな姓を作って申請した件数がおよそ7000件にのぼり、月平均で630件になっています。
新たな姓の申請件数は、ここ数年、年に7000件を上回っていて、韓国国籍を取得した人が少しでも地域に溶け込んで暮らし、生活の利便性を高めようとしているためとみられています。
韓国に帰化して国籍を取得した人は、2011年に1万6000人あまりでしたが、2012年には1万500人あまりで大幅に減っています。