韓日関係が冷却したなかで、去年、日本を訪れた韓国人は、円安などもあって、231万人と大幅に増え、日本の外国人訪問客で最も多かったことがわかりました。
日本法務省が9日にまとめたところによりますと、日本を訪れた外国人は、去年1年間で1125万5000人で、前の年に比べて23%増え、初めて年間1000万人を超えました。
国籍・地域別にみますと、韓国が231万人で、前の年に比べて21%増えて最も多く、次いで台湾、中国、アメリカなどの順となっています。
また、ASEAN諸国に対する査証発給要件の緩和などの影響で、タイが去年に比べて77%、マレーシアは38%増えています。
一方、尖閣列島の領有権をめぐる日中間の対立などもあって、中国は6%減少しています。