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国際

韓国 “具体的提案あれば、金剛山観光も議論可能”

Write: 2014-01-10 14:51:24Update: 2014-01-10 14:51:24

韓国 “具体的提案あれば、金剛山観光も議論可能”

北韓が離散家族再会に向けた協議に応じない姿勢を示したことについて、韓国政府は、北韓に誠意ある姿勢を示すよう求めるとともに、中断している金剛山観光事業の再開について、北韓からの具体的な提案があれば、議論は可能との考えを示しました。
これは、統一部の金義道(キム・イド)報道官が10日の定例記者会見で述べたものです。
このなかで、金義道報道官は、まず、離散家族の再会について、「北韓が南北関係の改善を真に望むなら、口先だけで人道主義を主張するのではなく、今からでも我々の提案に対し、誠意ある姿勢を示すよう改めて要求する」と述べました。
これについて、離散家族再会に向けた協議の開催を改めて求める提案かと記者が質したのに対し、金報道官は、「そうだ。北韓は9日、協議の開催を見送る意向を伝えてきたが、我々の提案に応じるよう、改めて促すものだ」と答えました。
また、金報道官は、金剛山観光事業の再開についても触れ、「南北間で日程が協議され、北韓が金剛山観光について具体的な提案をしてくれば、議論することもできる」との考えを示し、北韓が具体的な提案をしてくれば、協議に応じる可能性があることを示唆しました。
ただ、金報道官は、「金剛山観光と離散家族の再会事業は別々の問題であり、切り離して推進する方針に変わりはなく、金剛山観光事業の再開には、女性が射殺された事件の真相究明と観光客の安全確保が前提だとするこれまでの立場に変化はない」と強調しています。

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