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韓半島

北韓の核ミサイル 発射11分でソウルに着弾

Write: 2014-01-16 10:57:46Update: 2014-01-16 15:27:15

北韓の核ミサイル 発射11分でソウルに着弾

北韓が開発した中距離弾道ミサイル「ノドン」について、韓国の研究家は15日、核弾頭を搭載して韓国に向けて発射した場合、11分15秒後にソウルに着弾するとの研究結果を公表しました。
これは、韓南(ハンナム)大学・軍事戦略大学院のチェ・ボンワン教授が国会で開催されたセミナーで発表したものです。
このなかで、チェ・ボンワン教授は、北韓が1トンの核弾頭を射程距離1000キロのノドンに搭載し、北東部・舞水端里(ムスダンリ)の発射場から韓国に向けて発射した場合、675秒、11分15秒後にソウルに着弾することが、シミューレーションの結果で分ったことを明らかにしました。
また、ソウルに向けて発射された北韓の核ミサイルを迎撃するための時間は極めて短かく、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)による迎撃は、高度12~15キロで1秒間という、わずかな瞬間に限られているということです。
さらに、チェ教授は、中・高度防衛ミサイルのサード(THAAD)による迎撃は、高度40~150キロで45秒間、SM3=海上配備型迎撃ミサイルは、高度70~500キロで288秒間にわたって迎撃が可能だとして、韓国のミサイル防御システムを十分な距離と高度で多段階にわたって迎撃できるよう全面的に見直す必要があると指摘しています。
セミナーを主催した劉承ミン(ユ・スンミン)国防委員長も、「パトリオットは核ミサイルの迎撃にはほとんど無力で、ミサイル防衛システムを根底から組み立てなおさなければならない。THAADとSM3を配備しなければ韓国全域は北韓の核ミサイルによって破壊されてしまう」と述べ、政府に対し、THAADとSM3の導入を求めました。

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