アメリカのバーンズ国務副長官が、来週、韓国、中国、日本を訪れ、北韓情勢などについて意見を交わすことにしています。
アメリカ国務省が16日、明らかにしたところによりますと、バーンズ国務副長官は20日、韓国を訪れ、大統領府青瓦台の金章洙（キム・ジャンス）国家安全保障室長や金奎顕（キム・ギュヒョン）第一外務次官と会い、最近の北韓情勢などについて意見を交わすことにしています。
バーンズ国務副長官はこの後、24日まで、中国、日本を相次いで訪れ、中国が東海の広い範囲に防空識別圏を設定したことや、安倍首相の靖国神社参拝などで、韓国と日本、中国と日本の関係が悪化している状況を改善するよう、3か国にそれぞれ促すものとみられます。
一方、アメリカ国務省のラッセル東アジア太平洋担当次官補も、20日から27日にかけて中国、日本、韓国、シンガポールを訪れることにしています。