去年ソウルを訪れた外国人訪問客が初めて1000万人を超えたことがわかりました。
ソウル市のシンクタンク、ソウル研究院は23日、政府の統計を分析したところ、去年ソウルを訪れた外国人訪問客は1004万5000人で、初めて1000万人を超えたと発表しました。
ソウルを訪れた目的は、観光が71%、会議などへの参加が4.3%となっています。
ソウル滞在中に支出した金額は、1人当たり平均およそ140万ウォン、日本円にして14万円で、2007年に比べてほぼ2倍に増えました。
支出額を国別でみますと、台湾が145万6000ウォン、中国144万5000ウォン、日本139万8000ウォンの順となっています。
外国人訪問客が改善の必要があると指摘した点は、意思疎通(50%)、交通渋滞(22%)、強引な商品販売(21%)などでした。
外国人に人気の観光地として、南大門や東大門など伝統的な観光スポットへの訪問が減る一方、若者の街として知られる弘大一帯や江南駅などが人気スポットに急浮上しています。