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国際

NHK新会長 “どこの国にも慰安婦いた”

Write: 2014-01-27 11:02:34Update: 2014-01-27 14:34:57

NHK新会長 “どこの国にも慰安婦いた”

NHKの新会長、籾井勝人(もみい・かつと)氏は、旧日本軍慰安婦問題について触れ、「戦争をしたどこの国にも慰安婦がいた」などと発言し、波紋を広げています。
これは、籾井会長が、25日の就任記者会見で述べたもので、「ドイツやフランスなど、戦争をしたどこの国にもあったと思う。日本だけが強制連行したように言われている」と述べ、韓国の慰安婦らの「謝罪と賠償」の主張に疑問を投げかけました。
これに対して、韓国の与野党は26日、籾井会長の発言を強く批判し、このうち、与党セヌリ党は、「人権についての基本的な概念すら理解していない無知な発言だ」と批判しました。
また、野党民主党は、「卑劣な発言だ。NHK内部だけでなく、日本の政界からも批判の声が上がっている。籾井会長が安倍政権の広報役を務めることになるのではないか憂慮する」と強い懸念を示しました。
今回の籾井会長の発言については、一部日本の政界やマスコミの間から、「NHK会長として発言すべき内容ではなかった。その資質が疑われる」とする批判が出ています。
記者会見における自らの発言について、籾井会長は27日、日本のメディアの取材に対し、「個人的意見としても言うべきではなかった。非常に不適当だったと思う」と述べ、発言は適切ではなかったとの認識を示しました。
籾井会長は「完全に個人的意見として申し上げた」としながらも「ああいう場は初めてだったので、ルールをわきまえていなかったことは私の不徳の致すところ」と述べました。

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